ブログ上でのコミュニケーション

2007-05-21より

イカフライ氏にとって、烏蛇氏の言うことは上げ足取りに聞こえるようだ。
自分の論がどうにも伝わらないもどかしさが伝わってくる。

イカフライ氏は烏蛇氏に共感できないし、烏蛇氏はイカフライ氏に共感できないのだろう。
共感できないもの同士が論を重ね、合意できる地点を探してる。

恋愛というカテゴリーを通して、世界観を異にする二人がいかに議論の落としどころを探すか・・・周囲で議論を見守る視線も含めて展開される、ブログ上のコミュニケーションがおもしろい。

クール過ぎるほどに論理的な烏蛇氏に対してイカフライ氏は果敢にも喰らい着く。
読んでいて応援したくなる。

自分の論の根拠を問われて、「経験から来る実感」と答える内省の素直さには頭が下がる。
「自分にとって地に足の着かない、机上の空論としか思えない論や、役に立たない論は意味がない。」
と言いたい気持ちはわかる。
おおいに分かる。

烏蛇氏、どう答える?
ブログという限られた場で「経験から来る実感」を根拠に語る相手といかにコミュニケートするか。
その術は未だ大いに磨かれる余地がある。