ミクのライブ

YouTubeお金払ってまでは行きたくないけど、近くでただでやってたら参加して、結構盛り上がっちゃうだろうなって思った。 「バーチャルアイドル」が「ライブ」する。すでにそこにある現実。映画「アバター」でも話題になってる3D映像の技術やWiiのコントロ…

学べる人、そうでない人―公共性につながる思考―

一昔前、ネットの世界は、特別な趣味や技能を持つ人のみが楽しめるところだった。教育哲学の世界も、特殊な業界用語を駆使する専門家が、知的な議論により楽しみを享受していた。 しかし、いまやネットの世界は通信の高速化と携帯への普及などにより急速に敷…

他者を理解する視点とは何か

大野氏の記事へのコメントの中で、AntiSeptic氏が「他者を理解する視点は推論だ」と述べています。 私はこれに反対です。理由は、推論からスタートする他者への理解は論理的な整合性の中に理解の射程が閉ざされてしまうからです。あらかじめ推論として体系付…

理論と実践をつなぐ判断としての美的感覚②

私達は、人に言ってもダメだったとき、「あの人のこだわりだから・・・」なんて言う。 理屈でわかっているはずなのに、そうしてしまうこだわり。そうしないと落ち着かないとか、気持ちが悪いというこだわり。人は様々なこだわりを持っている。 どうして人は…

理論と実践をつなぐ判断としての美的感覚①

大野氏の記事へのコメントのやり取りから http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20080410/1207843401#c 「恋愛できない苦しみ」を度々味わい、「それが嵩じて非・非モテから言及されることに怒りを表す非モテ」、A氏がいるとする。 このA氏に対して、「なぜモ…

ネット社会のプライバシー考(ミクシィより転載)

Amazonの「ほしい物リスト」で本名や趣味がばれる? ネットで騒動に http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=430512&media_id=32個人情報が漏れてしまうという点では、ミクシィもしかり。 いくら友人までとしても、何かの経緯で個人が特定され、その言動が槍玉…

メモ

概念は文脈に左右されるなら、メタファーの力でそれが揺らぐことは想像に難くない。 だから、なんだ? 揺らがして、新たな力の場を作ることは、何をもたらすのか。 日々事件の起こる現場はその力をどう使えるのか。 言葉遊びではないと言い切れるのか。 そう…

相手にするもの

大衆感情が支えている言説を批判するにするとき、古典理論が使われるときにずれる件

『シガテラ』古谷実考

「おまえはだれだ!」 と言いたくなる、自分の中に生まれてくるどきどき感。 これがこのマンガのテーマと見た。 多くの人はおそらく、特に10代の頃、なにかどきどき、わくわくすることがあったはずだ。 夢中になること、我を忘れること、余計なくらい考えて…

恋愛はバーチャル、結婚はリアル

恋愛ならいいけど、結婚は無理と言われた。 お互い、好き同士ではある。お互い、良さを認め合ってはいる。けど、結婚はできない状態。 原因はおそらく、お互いの生活があるからだろう。 お互いの生活を結婚に向けて擦り合わせるのは、一種、暴力行為だ。リア…

「恋愛」のすばらしさ

仕事してた時は仕事が生きがいだった。 気晴らしは趣味の領域でこなしてた。 だから、地域のつながりがなくても生きてこれた。 でも仕事辞めたら急に地域のつながりの重要さに気づかされた。 なぜだろう。 便利さを追求して作ってきた現代の社会は、私たちの…

A.O氏講義ノート2

ヨーロッパにおけるルネサンス以前、人間は「工作する人(ホモ・ファーベル)」だった。 ルネサンス以降、人間はクリエイティブな存在となる。ミケランジェロやダヴィンチという偉大な芸術家をモデルとして、特に、18世紀(啓蒙の時代)以降、人間は「創造する人(…

A.O講義ノート1

精神分析における夢について 言葉にできるのは見たと思っている夢である。 見た夢そのものは不可知である。 さらに、語る相手に気を使うので(転移)、語る内容が変化する。 従って、その人の見た夢(不可知な部分)と、見たと思っている夢(語れる部分)と、伝え…

恋愛への努力を称揚することの暴力性

例えば、私は、恋愛に向けて努力してきた。 服装や髪型、メガネや無駄毛やデオドラントにも気を使い、清潔で美しく、健やかな毎日(花王コーポレートステートメントより)を男性・女性として送ってきた。とする。 そして、結果、それなりに恋愛してきた。例え…

ショータ氏の日記から3「『自己教育的な恋愛』はどう生きられるか」

ショータ氏の日記http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20070926#c を読んで考えた続きの続き。 27日の自分の日記http://d.hatena.ne.jp/shinpants/20070927に書いたことより、 「恋愛への努力」は具体的に存在するし、可能だ。ということになっている。 しかも、今…

ショータ氏の日記から2「シェイクスピアは何を書いたのか」

ショータ氏の日記http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20070926#c を読んで考えた続き。 ショータ氏は、恋愛のどうにもならない部分についてシェイクスピアを例に語っている。 恋愛の「どうしようもなさ」は「どうにかなる」部分への努力でもって引き立てられると…

ショータ氏の日記から「『恋愛への努力』とは何か」

ショータ氏の日記http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20070926#c を読んで考えた。 「恋愛」には確かにコツがあり、努力しておくべきポイント、磨いて光らせる技(アート)が多くある。 その意味で、「恋愛」に向けた努力は必要であり、知らないより知っていたほう…

論理的な納得と実存的な欲求の充足をわける

ヘボメガネ氏の日記に書いたこと http://d.hatena.ne.jp/hebomegane/20070809/1186630134 より。 身をともなった欲求の成就としての、恋愛への欲求を含む「幸せ感」は、理屈を超えた(論理破綻した)ところにあるのだと思います。 後になって、論理を超えたも…

掲示板という場所

非モテのハナシhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/3875/1182392920/ で議論に参加している。掲示板というメディアについて考えた。 いろんなレベルのテーマが展開されていて、同時進行していながら一本の筋が見えてくるという不思議な場所である。…

恋のすばらしさ

非常に狭い範囲での経験則ですが、 恋はできる人とできない人がいるようです。 でも、基本的に、恋はいいものです。 だから、恋はできないよりできたほうがいいと思います。 では、はたしてどんなことがいいのでしょうか。 みんなは「恋はすばらしい」と言う…

おかまのわたし

自分を、「おかまです」と語っていると、本当にそうなってくる。自分が、周りが、おかまについて考えれば考えるほど私は「おかま」になっていく。周囲が、ああ、それがおかまなんだ・・・と考えれば考えるほど「おかま」は定着する。 定着した「おかま」は固定化…

ふくざつなはてな

はてなの使い方がはてなだ。日記は一日にひとつしか書けんのか?見出しごとに表示にしてもなぜきえるの?

モンゴル

今日知ったこと。モンゴル ウランバートルの人口はこの10年で約60万人から約90万人に増えたらしい。 首都人口が10年で1.5倍。 驚いたけど、世界にはもっとすごい人口増加を記録している都市があるのだろう。 そこに住む若者の持つエネルギーは、きっと、日本…

ブログ上でのコミュニケーション

2007-05-21よりイカフライ氏にとって、烏蛇氏の言うことは上げ足取りに聞こえるようだ。 自分の論がどうにも伝わらないもどかしさが伝わってくる。イカフライ氏は烏蛇氏に共感できないし、烏蛇氏はイカフライ氏に共感できないのだろう。 共感できないもの同…