2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

恋愛への努力を称揚することの暴力性

例えば、私は、恋愛に向けて努力してきた。 服装や髪型、メガネや無駄毛やデオドラントにも気を使い、清潔で美しく、健やかな毎日(花王コーポレートステートメントより)を男性・女性として送ってきた。とする。 そして、結果、それなりに恋愛してきた。例え…

ショータ氏の日記から3「『自己教育的な恋愛』はどう生きられるか」

ショータ氏の日記http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20070926#c を読んで考えた続きの続き。 27日の自分の日記http://d.hatena.ne.jp/shinpants/20070927に書いたことより、 「恋愛への努力」は具体的に存在するし、可能だ。ということになっている。 しかも、今…

ショータ氏の日記から2「シェイクスピアは何を書いたのか」

ショータ氏の日記http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20070926#c を読んで考えた続き。 ショータ氏は、恋愛のどうにもならない部分についてシェイクスピアを例に語っている。 恋愛の「どうしようもなさ」は「どうにかなる」部分への努力でもって引き立てられると…

ショータ氏の日記から「『恋愛への努力』とは何か」

ショータ氏の日記http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20070926#c を読んで考えた。 「恋愛」には確かにコツがあり、努力しておくべきポイント、磨いて光らせる技(アート)が多くある。 その意味で、「恋愛」に向けた努力は必要であり、知らないより知っていたほう…

論理的な納得と実存的な欲求の充足をわける

ヘボメガネ氏の日記に書いたこと http://d.hatena.ne.jp/hebomegane/20070809/1186630134 より。 身をともなった欲求の成就としての、恋愛への欲求を含む「幸せ感」は、理屈を超えた(論理破綻した)ところにあるのだと思います。 後になって、論理を超えたも…